増永光男が教える!硬式テニスのサービスで参考にするべきプロ選手まとめ

増永光男が教える!硬式テニスのサービスで参考にするべきプロ選手まとめ

増永光男が教えるテニスをwebで教える講座。今回は、硬式テニスでサービスが上手く打てるようになると、どうなったらコースを打ち分けられるようになれる?スピードを速くするためには?など様々な課題点が見えてくると思います。そこでテニスプロ選手の中でもサービスプレーに特長のある選手を紹介していきたいと思います。

フォームが綺麗「アンディ・マリー選手」

まず、フォームが綺麗な選手を紹介したいと思います。アンディ・マリー選手はサービスだけではなくフォアハンドのストロークも一つ一つのプレーフォームが綺麗なので参考にしたいプレーヤーの一人です。基本に忠実に行う事でフォームが綺麗になり、フォームが綺麗になると力を上手くボール乗せるのが上手くなるので、フォームの綺麗な選手を見本にすることは自分のサービス速度の向上とコースへの打ち分け出来るテクニック向上につながりますので実践してみることをおすすめします。

また、同選手は2016年ATP世界ランキング1位になりましたが、サービスエースでポイントを量産する選手ではありません。ブレイクされることすらあります。それなのに1位というランキングになれたのはカウンター、各ショットの安定性、決めないといけない所での得点能力など挙げればきりがないほどの長所でポイントを取っているからです。サービスからの試合の展開も注目していきたい選手ですね。

ツイストサーブ「ロジャー・フェデラー選手」

別名「キックサーブ」とも言われます。サービスは主に「フラット」「スピン」「スライス」を駆使して組み立てするケースが多いと思いますが、ロジャー・フェデラー選手が使う「ツイスト」は本来、ボールが流れていくと思っている方向とは逆に跳ねる高等技術でイメージとしては右利きからすると自分側に向かって跳ねてくるイメージです。サービスの球種が多いだけでもテクニックがある選手だという証明ですが、2016年のサービススコアについて凄い記録を出しています。同選手はサービスの速度自体は200キロ程度ですが、ダブルフォルトになる確率が極めて低くという結果が出ています。これはサービスのコースを打ち分けているという証明です。実際のプレーを見てどのような打ち分け、球種を用いているのかを確認することでサービスの速度があまりでない人のサービスゲームの組み立て方法について勉強になるところも多くあるでしょう。

参考元:【男子テニス】現役最強のサーブを打つ選手ランキングTOP10 2016年(http://tennisfan.xyz/serve-leaders-2016/

サービス速度が速い!「ミロシュ・ラオニッチ選手」

サービスのスピードは250キロ以上にもなり2016年のサービススピードランキングでは6位に入る成績でした。速度だけであれば同選手以上の選手はいますが凄いところはサービスゲーム奪取率90%オーバ、1stサービス奪取率80%オーバという早いだけではなくきちんとエースを取る、1stサービスを入れてくる安定感が凄いです。その安定感が出たこともあり2016年のATPランキング4位の好成績を収めています。また、動画で見るとよく分かりますがコースも四隅の厳しいコースに打ち分けており相手選手が反応出来ずにサービスエースを奪っています。同選手の速度にも注目ですが、速度を出しながらもコースにコントロール出来る、テクニックや毎回同じコースではなくサービスの的を絞らせない戦略面も含めて注目したいですね。

上位プロの試合を見るとその選手ごとに戦略を持ってサービスを打っていることがよく分かります。プロの技術を実践で使うことは難しいですが、打ち分け方やどのコースを打つとどういうコースに返球されてくるのかなど、自分のテニスの戦略面の参考にしてもらえればと思います。

参考元:テニスの世界最速サーブ2016最新トップ6選手!体感動画がATPからアップされていた

http://normalchina.com/%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%9C%80%E9%80%9F%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%962016%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%976%E9%81%B8%E6%89%8B%EF%BC%81%E4%BD%93%E6%84%9F/

【男子テニス】現役最強のサーブを打つ選手ランキングTOP10 2016年

http://tennisfan.xyz/serve-leaders-2016/