増永光男が教える!硬式テニスのサービスはなぜ有利?

増永光男が教える!テニスの中で好きな時に好きなタイミングで打てるのが「サーブ」です。好きなように打てる「サーブ」が有利にはたらくケースが多いです。どのようなポイントが有利なのかを紹介していきたいと思います。

サーブの打ち方については「増永光男が教える!硬式テニスのサービスの打ち方」でご紹介しています。

単純に早くて打ち返せない

サーブのスピードは何キロ出ているか知っていますか?サーブの早い男子プロにもなると250キロ以上のスピードにもなります。新幹線と同等の速度が出ていますね。サーブは入れるエリアは決まっているものの「回転」「緩急」「左右」に打ち分けられるボールを打ち返すのはただでさえ難しい中で、スピードの早さが乗ることで反応出来ない場合もあります。また200キロ程度であってもコートギリギリのきわどいコースに打ち分ける技術や様々な球種のサービスを使い分けることが出来るようになると返球が難しくなります。スピードだけではなくコースに狙える選手であってもサービスエースを取ることが出来るようになります。

また、誰にも邪魔されずに好きなタイミングで打てるサービスは打ち手側には有利にはたらく場合が多いです。ファーストサーブの入る確率を高め、サービスエースを取ることが出来れば、結果的にブレイクされることが無くなり、負けることが無くなる理屈になります。また、サービスエースを取れるということはスタミナを消費しなくなります。長時間のテニスに持ち込まれないという点もサービスが得意な選手はテニスを有利に進めることが出来ます。テニスに勝つためには必然的にサービスが得意にならないと勝てないスポーツなのです。

相手を崩せればチャンス

サービスエースを取って1球でポイントが取れるにこしたことはないですが、サービスで相手の体制を崩して返球させればボールはチャンスボールになって返ってくる可能性が上がります。そうなれば返球されたとしてもポイントに出来る可能性を格段に上げることが出来るのです。

また、利き腕にもよっても有利にはたらく場合があります。左利きの選手が少ないことから左利きの選手のサーブは非常に取りにくいケースが多いです。まず、回転が右利きと逆回転になりますからイメージと違うボールの動きをします。また、左利きの選手がスライスサーブでサーブを打つと、右利きの選手が受ける場合はバックハンド側に逃げていくボールになります。バックハンド側の方がフォアハンド側に比べて苦手な人が多いですから非常に打ちにくいショットを返球することになります。相手を崩すという点では非常にアドバンテージを持っているといえるでしょう。

先出しの組み立てができる

プロのレベルになると「速度」「変化」を大きく変化をさせてコースに打ち分けてサービスを打つことが出来ます。相手によりますが、このコース打つとどのような返球になるか予測をして打つことが出来ます。(※例えば、スライスサーブでコート外に逃げるようなサーブを打てば、クロスの強い返球を打つのが難しいなど。)また、相手の体をめがけて跳ねるボールを打つと浮いたボールが変える可能性があるので、サーブ&ボレーに行こうなど、ケースに合わせて自分の有利にゲームを進めることが出来るので、サービスゲームではサービス側の有利に進めることが出来ます。

早くて触ることが出来ずにポイントになるのは試合の中でサービスが一番多いのではないでしょうか?また、サービスゲームを相手にブレイクされなければテニスの試合は負けることはありません。この点でもサービスを打つ側がテニスにおいて有利にはたらくポイントになります

参考元:

○テニスの試合を見ているとサービス側が有利ですが

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13146222913?__ysp=56Gs5byP44OG44OL44K544Gu44K144O844OT44K544Gv44Gq44Gc5pyJ5Yip77yf

○左利きは本当に有利なの?左利きが有利と言われる理由!

http://takeuti-kurato.com/other/684/